HOME > 研究チーム・研究ユニットの紹介 > イメージング基盤ユニット > 概略
イメージング基盤ユニット[Molecular Imaging Integration Unit] ユニットリーダー:高橋 和弘
概略
研究内容
研究業績
研究スタッフ

研究概要

私たちは、PETを用いた分子イメージング技術を広く普及させるための基盤整備および技術開発を目的として活動しています。その1つとして国内で初めてのカセット式多目的装置の開発を行いました。近年プローブ開発に用いられる自動合成装置は高精度化・小型化が進み、その操作は専門技術者に任される傾向にあります。そんな中で誰でもカセットを交換するだけで簡単に欲しい(既知の)標識プローブが製造できる装置を目指して現在さらなる開発を進めています。一方で臨床研究への橋渡し研究の支援を行っており、先端医療センターや大阪市大の臨床研究に関わっています。またマイクロドーズ臨床試験を効率よく実施するためのGMP合成エリアの整備について、他の施設にとって実際的なモデルケースとなり得るようハード・ソフト両面について技術的にサポートしています。さらに研究チームが開発した新規分子プローブの安定的かつ高品位生産化、標識プローブの代謝物分析法やダイナミック画像データの解析法などに関する技術的支援を行っていく予定です。


研究内容

1)小型サイクロトロンを用いたポジトロン核種製造技術の開発研究
2)PET用分子プローブ製造に適した自動合成装置の開発研究
3)新規分子プローブの高品位生産化技術の開発研究
4)分子プローブの高感度代謝物分析技術の開発研究
5)画像データの定量的動態解析技術の開発研究