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ニュース&インフォメーション

ニュース&プレス発表   

2013年3月19日
ADHD治療薬の長期投与による報酬感受性の改善効果を解明
福井大学との共同研究により、ADHD患児の脳では低金額報酬で活性化する脳部位の機能低下が見られ、メチルフェニデート徐放剤の長期投与がこの活性化を改善することを明らかにしました。
2013年3月8日
亜鉛トランスポーターZIP9が免疫細胞のシグナル伝達に関与
-免疫細胞B細胞が正常に抗体産生するためには亜鉛が必須-

岡山大学との共同研究により、細胞内の亜鉛濃度を制御している亜鉛トランスポーター「ZIP9」が、細胞小器官の1つであるゴルジ体内から亜鉛を細胞質へ 放出することを発見しました。さらに、放出された亜鉛が免疫細胞の1つであるB細胞のシグナル伝達制御に関与しており、抗体を産生するために重要であることが分かりました。
2013年2月14日
様々な色を持つ有機蛍光色素「ABPX」の発光メカニズムが明らかに
-光エレクトロニクス分野に新たなスマートマテリアルを提供-

岡山大学および理研基幹研究所先進機能元素科学研究チームとの共同研究により、溶液と固体の両方の状態で蛍光を発する有機蛍光色素「アミノベンゾピラノキサンテン系(ABPX)色素」の発光メカニズムの解明に取り組み、ABPXが複数の分子構造へ瞬時に変化することで、カラフルな蛍光や発色を示すことを明らかにしました。
2013年2月4日
神経変性疾患の進行を予測する新手法開発
岐阜薬科大学との共同研究により、緑内障モデルサルをMRIの撮像方法の一つである拡散テンソル画像法で撮像し、緑内障の発症により生じる神経変性の進行を評価・予測することに成功しました。
2013年2月4日
水野基礎科学特別研究員が平成24年度生理研研究会トラベルアワードを受賞
1月31日~2月1日に岡崎で開催された平成24年度生理研研究会において、分子プローブ動態応用研究チームの水野基礎科学特別研究員が、トラベルアワードを受賞しました。
2012年12月22日
12/22 神戸市立青少年科学館のイベントで子どもたちが見学に訪れました
神戸市立青少年科学館による子どもたちを対象にした通年講座「おもしろ科学館クラブ」会員が、「生命科学をについてかんがえよう」というテーマで学ぶために理化学研究所を訪れました。詳しくはこちら
2012年12月12日
血中の自己抗体が脳内に侵入して神経伝達機能を低下させる
関西福祉科学大学、浜松ホトニクス株式会社、浜松医科大学との共同研究により、約半数の慢性疲労症候群患者の血中に見られる自己抗体が、脳の神経伝達機能を低下させている様子を、PET(陽電子放射断層撮影)検査で明らかにしました。
2012年12月4日
体性幹細胞の自家移植によるパーキンソン病治療効果をライヴイメージングで検証
プレスリリースはこちら
2012年11月22日
中学生のインターンシップ学習に協力
神戸大学附属中等教育学校が実施する「インターンシップ学習」の一環として、同校生徒6名を受け入れました。  
2012年11月8日
宿里研究員が第9回日本核医学会研究奨励賞を受賞
分子プローブ機能評価研究チームの宿里研究員(現客員研究員)が、第9回日本核医学会研究奨励賞を受賞しました。
2012年7月18日
サルの個性に脳のセロトニンが関係 -PETによる分子イメージングがヒトの社会性行動の原点を明らかに-
小型のサル「コモンマーモセット」を用いて、霊長類の個体間に見られる社会性行動の違いに神経伝達物質セロトニンが関連していることを明らかにしました。
2012年7月12日
移植されたES細胞の脳内での機能的な変化をライヴイメージングで検証
パーキンソン病モデルサルに移植したヒトES細胞のドーパミン産生能や腫瘍化を分子イメージングで追跡し、移植細胞の治療効果を非侵襲的に検証することに成功しました。
2012年7月10日
脳梗塞の病態を分子イメージングで診断
-脳血管障害のリスクファクター 20-HETE合成酵素のライヴイメージング-

脳梗塞発症時に大量に産生される分子20-HETEを合成する酵素を標的としたPETプローブを開発し、脳梗塞モデルラットでのライヴイメージングに成功しました。
2012年6月6日
体を傷つけず、PETで難治性乳がんを診断
-診断と治療を同一薬剤で行うセラノスティックスの実現へ-

国立がん研究センターとの共同研究により、乳がん患者に投与した抗がん剤の体内での動きをPET(陽電子放出断層画像法)検査で調べ、治療の効果や転移の有無について体を傷つけずに診断する手法を開発しました。
2012年5月29日
川崎研究員が日本分子イメージング学会にて最優秀発表賞を受賞
5/24-25に開催された日本分子イメージング学会第7回学術集会において、分子プローブ機能評価チーム 川崎研究員が、最優秀発表賞を受賞しました。
2012年5月20日
水野基礎科学特別研究員が第54回日本小児神経学会総会にて優秀論文賞を受賞
第54回日本小児神経学会総会において、分子プローブ動態応用研究チームの水野基礎科学特別研究員が、優秀論文賞を受賞しました。
2012年4月25日
NHKの朝の情報番組に渡辺センター長が出演しました
4月25日(水) NHK放映の「あさイチ」(8時15分~9時54分) の「衝撃的ビフォーアフター さらば!疲労体質」に渡辺センター長が専門家ゲストとして出演しました。詳細はこちらをご覧ください。
2012年3月1日
気分測定システム「KOKOROスケール」を開発 -東日本大震災前後の「こころの動き」を調査-
個人の気分をタッチパネルなどで簡単に入力できるシステム「KOKOROスケール」を開発しました。
2012年2月6日
PET検査で緑内障を早期に見つける
緑内障モデルサルの脳のライブイメージングにより、PET検査で緑内障を診断できる可能性が示されました。
2012年1月27日
iPS細胞を用いた移植治療の効果を分子イメージングで診断
ヒト由来の神経細胞をパーキンソン病モデルのサルに移植し、6ヶ月後も正常に定着していることを確認しました。

セミナー情報

2013年1月22日(火)-23日(水)
PET集中講義
日 時 : 2013年1月22日(火)13:00~17:05、23日(水)9:30-17:00
講 師 : 和田 康弘 (理化学研究所 分子イメージング科学研究センター 分子プローブ動態応用研究チーム 副チームリーダー)
場 所: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2013年1月15日(火)
16:00~17:15
CMISセミナー
日 時 : 2013年1月15日(火)16:00~17:15
タイトル : PET による血流・代謝・受容体機能の定量
講 師 : 渡部 浩司先生(大阪大学大学院医学系研究科 医薬分子イメージング学寄附講座 准教授)
言 語: 日本語
場 所: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年11月12日(月)
15:00~16:30
CMISセミナー
日 時 : 2012年11月12日(月)13:30~15:00
講 師 : Robert B. Innis, M.D., Ph. D.
Chief, Molecular Imaging Branch, National Institute of Mental Health
1. 13:30~14:00 PET imaging of translocator protein (TSPO): Putative biomarker for neuroinflammation
2. 14:00~14:30 PET imaging of P‐gp: an efflux transporter that protects brain but also causes drug resistance
講 師 : Masahiro Fujita, M.D., Ph. D.
Staff Scientist, Molecular Imaging Branch, National Institute of Mental Health
3. 14:30~15:00 Changes of brain phosphodiesterase type IV measured with 11C‐(R)‐Rolipram PET in major depressive disorder
言 語: 英語
場 所: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年8月7日(火)
15:00~16:30
CMISセミナー
日 時 : 2012年8月7日(火)15:00~17:30
タイトル : 新しい技術開発が従来の概念を打ち壊す
講 師 : 御子柴 克彦先生(理化学研究所 脳科学総合研究センター
     発生神経生物研究チーム シニアチームリーダー)
タイトル : Medical photonics のためのレーザー研究
講 師 : 和田 智之先生 (理化学研究所 理化学研究所 基幹研究所
     光グリーンテクノロジー特別研究ユニット ユニットリーダー)
言 語: 日本語
場 所: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年7月27日(金)
15:00~16:30
CMISセミナー
Dr. Robert M. Hoffman, Ph. D.
Professor of Surgery, University of California, San Diego  President, AntiCancer, Inc.
タイトル: In vivo imaging from macro to subcellular with multiple colors of fluorescent proteins
言語: 英語
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年7月18日(水)
14:00~15:00
CMISセミナー
Prof. Luc ZIMMER, PharmD, PhD
Professor of Pharmacology CERMEP‐Imaging Platform
Lyon Neuroscience Research Center & University‐Hospital of Lyon (France)
タイトル: PET exploration of serotonin receptors in cognitive disorders. A focus on 5‐HT1A receptors.
言語: 英語
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年7月17日(火)
14:30~16:00
CMISセミナー
夏目 徹 先生 ( 独立行政法人産業技術総合研究所 バイオメディシナル情報研究センター 細胞システム制御解析チーム  チームリーダー )
タイトル: ヒト型汎用ロボットによるベンチワークの高度化
言語: 日本語
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年5月14日(月)
11:00~12:00
CMISセミナー
Dr. Andreas Briel (Managing Director (Physico‐Chemist), nanoPET Pharma)
タイトル:Preclinical contrast agents for high resolution and quantitative in vivo
imaging (高精度・定量インビボイメージングのためのMRI・CT・超音波用造影剤の開発)
言語:英語
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年2月21日(火)
18:00~19:00
CMISセミナー
Mr. Thijs Kroon
Senior QA PET Specialist and Special Projects, GE Healthcare
Mr. Daniel Frenia
Head, MDx PET Quality Assurance, GE Healthcare
タイトル:The current status of GMP for PET radiopharmaceuticals and clinical trials GMP for PET tracers in EU and US. (欧米におけるPET薬剤合成GMP及びPET薬剤を用いた 治験薬GMPの現状)
言語:英語
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年2月13日(月)
15:00~17:00
CMISセミナー
Prof. Semir Zeki (Dept. of Neuroesthetics, University College London)
タイトル:The measurement of beauty: subjective and objective
Dr. Tomohiro Ishizu (Research Fellow, Wellcome Laboratory of Neurobiology, University College London)
タイトル:The determining characteristic of beauty is in the brain
Dr. Yoshihito Shigihara (Research Fellow, Wellcome Laboratory of Neurobiology, University College London)
タイトル:The construction of form by the cerebral cortex
言語: 英語
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年2月1日(水)
16:00~17:15
CMISセミナー
齊藤 博英 特任准教授 (京都大学 iPS細胞研究所 次世代研究者育成センター(白眉プロジェクト))
タイトル:人工RNAスイッチ・ナノ構造体を活用した細胞運命制御システムの構築とイメージングへの可能性
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年1月23日(月)
10:00~11:00
CMISセミナー
細谷 孝充 教授 (東京医科歯科大学大学院疾患生命科学研究部/生体材料工学研究所 ケミカルバイオロジー分野 生命有機化学研究室)
タイトル:ケミカルバイオロジーのための有機化学
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室
2012年1月20日(金)
16:00~17:00
CMISセミナー
鈴木 和年 先生 (独立行政法人放射線医学総合研究所 分子イメージング研究センター )
タイトル: 放医研における放射薬剤製造システム開発の歴史と高品位薬剤製造
会場: 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター大会議室

イベント情報

2013年2月8日
2/8 第2回先端社会シンポジウム(東京国際フォーラム)
- 細胞を利用した次世代医薬品が広げるイノベーションの可能性 -

研究活動によって創出された成果の活用・導入等について様々な事例をご紹介します。
2012年10月20日
理化学研究所神戸研究所 一般公開
10月20日に、理化学研究所神戸地区の一般公開が開催されました。分子イメージング科学研究センターからも様々なイベント、企画、施設公開を行い、多く方々が見学に訪れました。ご来場誠にありがとうございました。
2012年10月2日
10/2 第1回先端社会シンポジウム(イイノホール:東京)
- 先端科学は産業をいかに生み出すか -

研究活動によって創出された成果の活用・導入等について様々な事例をご紹介します。分子イメージング科学研究センターからは、分子プローブ機能評価研究チーム 尾上チームリーダー(「PET技術の有用性と、創薬、医療への応用について」)が講演します。
2012年9月27-28日
イノベーション・ジャパン2012(東京国際フォーラム)
分子プローブ動態応用研究チーム 八塩研究員がポスター展示およびプレゼンテーション(「新規PET用分子プローブとしての活用を目的とした11C-尿酸の合成」)を行います。
2012年8月10日
スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に出展
8/8-8/9の2日間にわたってパシフィコ横浜で開催された平成24年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会(主催:文部科学省、独立行政法人科学技術振興機構)において、CMISを紹介するブース展示を行いました。
2012年2月6日
「第4回サイエンスフェア in 兵庫」に出展
2月5日(日)に神戸国際展示場で開催された「第4回サイエンスフェア in 兵庫」において、CMISを紹介するブース展示を行いました。
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