ニュース&プレス発表

2010年12月6日(月)
高橋佳代研究員、田村泰久研究員が、武田科学振興財団シンポジウムポスター賞を受賞
高橋佳代研究員(分子プローブ動態応用研究チーム)、田村泰久研究員(細胞機能イメージング研究チーム)が、武田科学振興財団生命科学シンポジウム「Casting light on life」において、ポスター賞を受賞しました。
2010年9月21日(火)
11月20日、神戸研究所一般公開開催
来たる11月20日(土) 10:00-16:00、神戸研究所の一般公開を開催します。講演の他にゲームや展示、ラボツアーなど親子で楽しめるイベントも盛りだくさん!ぜひご来場ください。
2010年9月21日(火)
世界最大のN-結合型糖鎖クラスターの開発と体内動態解析に成功
独立行政法人 理化学研究所は、分子量が5万以上の世界最大の糖鎖クラスターを開発し、ヌードマウスを用いて、糖鎖分子の体内動態を可視化することに世界で初めて成功しました。
2010年9月14日(火)
分子イメージング研究戦略推進プログラム(J-AMP)キックオフシンポジウム2010の参加登録を開始しました。
2010年11月24日(水)、がん・認知症分野における分子イメージング技術の早期の医療への応用を可能とすることを 目指した本プログラムの取り組みを、共同研究機関による講演を中心に紹介いたします。
於:オリンピック記念青少年総合センター(東京)、 参加費:無料、 事前登録制(2010年11月16日(火)〆切)
2010年9月1日(水)
胆汁を介した排せつにかかわる薬物運搬分子の動きをPETでキャッチ
独立行政法人理化学研究所は、体内の物質や異物の輸送に関与するタンパク質群の中から、胆汁を介した排せつにかかわる「Mrp2」という薬物運搬分子(薬物トランスポーター)の機能を、生きたままのラットを用いたPET(陽電子放射断層画像撮影法)で観察することに成功し、薬物の体内動態を定量的に評価する新たな解析法を開発しました。
2010年8月17日(火)
膜透過ペプチドの併用により、腸管からのインスリン吸収をPET分子イメージングで確認
星薬科大学 森下真莉子准教授らと理化学研究所 分子イメージング科学研究センター 複数分子イメージング研究チームの金山洋介研究員および分子プローブ動態応用研究チームの長谷川功紀研究員らの共同研究により、インスリンにポジトロン放出核種を標識し、その体内動態を陽電子放出断層撮像法(PET)で解析する手法を開発しました。この手法により、膜透過ペプチドによってインスリンが腸管から吸収され、各臓器へ分布していく様子を解析することに世界で初めて成功しました。
2010年8月12日(木)
CMIS施設紹介ビデオ、理研ビデオライブラリーおよびRIKEN Channel(Youtube)にて配信開始
CMIS施設紹介ビデオ「未来をひらく分子イメージング研究」を、 理研ビデオライブラリー およびYoutubeの理研公式チャンネル「RIKEN Channel」にて配信開始しました。
効率的な新薬開発や、病の早期診断・早期治療、再生医療などの革新的な医療技術の開発を目指した研究を行う、分子イメージング科学研究センターの研究施設をご紹介しています。ぜひご覧ください。
2010年7月30日(金)
矢田立郎神戸市長が視察のため来所
矢田立郎神戸市長が、理化学研究所 分子イメージング科学研究センターに視察のため来所されました。
2010年7月28日(水)
無麻酔下でのマウスの脳 PET イメージング法を確立
独立行政法人理化学研究所分子イメージング科学研究センター(以下、理研CMIS)の分子プローブ機能評価研究チーム(尾上浩隆チームリーダー)の水間広研究員らは、マウスの脳の活動を生きたまま無麻酔の状態でPETイメージングする方法を世界に先駆けて確立しました。
2010年6月10日(木)
水間広研究員がSNM 2010 Annual Meetingにてポスター賞を受賞
分子プローブ機能評価研究チームの水間広研究員がSNM 2010 Annual Meeting (第57回米国核医学会)においてPoster Award-Neurosciences Track(ポスター賞、神経科学部門)を受賞しました。
2010年5月20日(木)
リンパ球への化学的な糖鎖導入技術でがん認識能力が向上
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、高速6π-アザ電子環状反応を活用し、生きた細胞の表面に複合型N-結合型糖鎖※2を簡便に導入することに世界で初めて成功しました。さらに、細胞の表面に糖鎖修飾した活性化リンパ球が、がん組織に効率よく集まることをモデルマウスの実験で確かめました。
2010年5月10日(月)
国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と独立行政法人理化学研究所との学生の教育・研究に関する協定調印について
国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と独立行政法人理化学研究所は、教育研究活動の一層の充実を図るとともに、相互の研究交流を促進し、その成果を学術および科学技術の発展に資することを目的として、「国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と独立行政法人理化学研究所との学生の教育・研究に関する協定書」を締結することに合意しました。 この協定をもとに、研究科と理研神戸研究所分子イメージング科学研究センターが協力を開始し、分子イメージング科学研究によるイノベーションの創出、国際的に活躍できる人材の育成、人材交流を目指します。
2010年4月19日(月)
生きた細胞を簡便に数分程度の化学反応で蛍光標識することに成功
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、有機合成反応の1つである「高速6π-アザ電子環状反応」を活用し、10分という短時間で、簡便に、生きた細胞の表面を極低濃度のTAMRA(蛍光波長580nm、オレンジ色)やCy5(蛍光波長670nm、赤色)などの蛍光物質で標識する技術を開発しました。さらに標識したリンパ球が、生体内で正常なホーミングをしている様子を可視化することに成功し、標識したリンパ球が正常な機能を保っていることを証明しました。
2010年4月13日(火)
渡辺恭良氏(医学博士・分子イメージング科学研究センター センター長)が文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞
「疲労を科学する」ことを研究史上初めて体系的に推し進め、その成果に対して、文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)が授与されました。
2010年3月9日(火)
解熱・鎮痛作用を示す薬に目印をつけ、体内での可視化に成功
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、風邪薬などで日常的に利用される非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のうち、「2-アリールプロピオン酸」という共通の化学構造式を持つイブプロフェンなど6種類の化合物に、炭素の放射性同位元素(11C)で目印をつける(標識化する)ことに世界で初めて成功しました。

イベント情報

2010年11日20日(土)
神戸研究所 一般公開    
分子イメージング 標識化学研究チーム 土居チームリーダーによる 「分子よ、光れ!」 講演記事はこちら
2010年7日22日(木)・23日(金)
分子イメージングサマースクール2010
開催報告はこちら
2010年7日22日(木)・23日(金)
分子イメージングサマースクール2010
開催報告はこちら

セミナー情報

2010年10月27日(水)
16:00~17:00
「Breaking down barriers: PET imaging of blood brain integrity in epilepsy」
Dr. Matthias J. Koepp(Professor of Neurology, Institute of Neurology, University College London and Consultant Neurologist, National Hospital for Neurology and Neurosurgery, Queen Square, London, UK)

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
17:00~18:00
「Transitory cognitive impairment in epilepsy」
Dr. Ronit Pressler(Senior Lecturer, Institute of Child Health, University College London and Consultant Pediatric Neurophysiologist, Great Ormond Street Hospital, London, UK)

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年9月16日(木)
16:00~17:30
「Development of Novel Photochemical 11C‐Labelings and the Automated Radiolabeling Systems: Present PET Chemistry in Uppsala Applied Science Lab.」
Dr. Oleksiy Itsenko (GE Healthcare, Uppsala Applied Science Lab.)

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年9月7日(火)
16:00~17:30
「[68Ga]Ga‐based imaging agents: diversity and accessibility」
Dr. Irina Velikyan( Scientist, Uppsala Applied Science Lab, GEMS PET Systems AB, GE Healthcare Assoc. Prof., Unit of Biomedical Radiation Sciences, Department of Oncology, Radiology and Clinical Immunology, Uppsala University
)
会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年9月6日(月)
16:00~17:00
「Digital Microfluidics for High‐throughput Screening and ImmunoPET Probe Development」
Dr. Clifton Kwang‐Fu Shen (Director of Crump Cyclotron Facility and Assistant Professor at UCLA
)
会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年8月2日(月)
16:00~17:00
「Automated image analysis in microscopy: Data validation and Label‐free cell detection」
Dr. Heikki Huttunen, Computational Systems Biology Group Department of Signal Processing Tampere University of Technology, Finland

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年6月16日(月)
17:30~18:30
「Bacterial theragnosis and Mitochondrial Membrane Potential」
Dr. Jung‐Joon Min ( Director, Laboratory of In Vivo Molecular Imaging Director and Associate Professor, Department of Nuclear Medicine Chonnam National University Medical School Chonnam National University Hwasun Hospital)

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年6月14日(月)
10:00~10:50
「動脈硬化性疾患を標的としたHDL 治療の展望」
朔 啓二郎 教授(福岡大学医学部 心臓・血管内科学)

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年3月30日(火)
14:00~17:00
「Animal PET Imaging for Drug Development」
Dr. Hideo Tsukada  Director of PET Center, Central Research Laboratory,Hamamatsu Photonics K.K
「High Field MRI -MR microscopy to clinical settings-」
Dr. Masaya Takahashi   Associate Professor, Advanced Imaging Center / Radiology The University of Texas Southwestern Medical Center at Dallas
「New PET Radioligands Developed at the Karolinska」
Prof. Christer Halldin Professor and Director of the Karolinska Institutet PET Centre

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年3月16日(火)
11:00~12:00
「Amyloid imaging in dementia」
Dr. Victor Villemagne
Senior Research Fellow, Department of Nuclear Medicine, Centre for PET, Austin Health, Melbourne, Australia

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年3月9日(火)
15:00~16:30
「Development of PET imaging agents for Alzheimerʹs and Parkinson's disease」
Dr. Daniel M. Skovronsky
Founder and CEO, Avid Radiopharmaceuticals, Inc.

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
2010年3月2日(火)
14:00~15:30
「Ultra High Resolution In-vivo Human Molecular Imaging with 7.0T MRI and HRRT PET, and Some Results.」
Prof., Zang-Hee Cho
University Professor and Director, Neuroscience Research Institute, Gachon University of Medicine and Science, Korea Professor and Professor Emeritus, Radiological Sciences and Psychiatry and Human Behavior, University of California, Irvine

会場:理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター会議室
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