CMISは、分子イメージング研究における技術水準の向上と将来を担う若手研究者の育成を目的とした大学院教育プログラムを設けています。
◆「PET科学アカデミー」
○ 医薬品企業から研究員の派遣を受け、実際の研究現場における教育・研究を実施
◆「分子イメージングサマースクール」
○ 分子イメージング技術の創薬開発研究・疾患診断研究等への応用について、国内における第一人者による講義シリーズを2日間で開催します。
◆ CMISセミナー(10-20回/年)
○ 分子イメージングに関連するライフサイエンス、医学、化学など様々な分野における国内外の一流の講師による無料の公開セミナーです。
◆ PET集中講義(2回/年)
○ PETを使用し、画像解析を行う研究者向けの講義。PETの計測原理等の基本から実践的な内容を中心に行います。
◆ 分子イメージング研究シンポジウム
○ 文部科学省の分子イメージング研究委託事業の成果報告や市民公開講座を通じ、分子イメージング研究から活用への活発な取組について知っていただき、産学官相互の交流をはかるものです。
本研究センターでは、産学官連携方策を推進し、創薬に関わる産業界との共同研究体制の確立を目指しています。そのために、医薬品の製造管理および品質管理規則(Good Manufacturing Practice; GMP)基準を満たす標識合成エリア(GMP合成エリア)を設け、共同研究を行う医療機関への分子プローブの出荷によりトランスレーショナル研究を促進します。
一方、分子イメージング機器開発に関わる産業界とも共同研究・開発体制の構築を推進しています。委託-受託研究、数社を含めたコンソーシアム
形式、実地教育プログラムとしてのPET科学アカデミーなど様々な形態での連携を進めており、企業様等からの新たなご提案も受け付けています。